西洋占星術

アスペクトとは、天体（太陽・月・惑星）どうしの角度（黄道上の角度差）のことです。 アスペクトは0～180度で表され、特定の角度になる場合には天体がお互いに影響を与え合うとされます。

0度、60度、90度、120度、180度は、影響が大きいと判断します。 30度、45度、72度、135度、150度は、若干の影響があると判断します。

• コンジャンクション（約0度） …… 2つの天体が同じ性質となってお互いに強め合う関係です。 何らかの個性が極端に強まることもあります。
• セミセクスタイル（約30度） …… セクスタイル（60度）の半分の位置です。 2つの天体が隣り合うエレメントとなる調和的な関係です。
• セミスクエア（約45度） …… スクエア（90度）の半分の位置です。 スクエアほどではありませんが、2つの天体がお互いに葛藤する関係です。 葛藤から思考が深まって成長するきっかけともなります。
• セクスタイル（約60度） …… 2つの天体がお互いに補いあうエレメントとなる調和的な関係です。
• クィンタイル（約72度） …… 2つの天体が黄道を５等分する位置になる関係です。 西洋占星術では黄道の性質を30度ごとに分割しますが、 クィンタイルは（72度）それに対して変則的な配置であり、独創的な個性としてあらわれることがあります。
• スクエア （約90度） …… 2つの天体がお互いに異なる性質となって剋し合うハードな関係です。 困難を克服して成長するきっかけともなります。
• トライン（約120度） …… 2つの天体が同じエレメントとなり、 お互いの良さを引き出しあう調和的な関係です。
• セスクィクォドレート（約135度） …… スクエア（90度）ほどではありませんが、2つの天体がお互いに葛藤する関係です。 葛藤から思考が深まって成長するきっかけともなります。
• クィンカンクス（約150度） …… 2つの天体が異なるエレメントとなりますが、 お互いに補いあう調和的な関係です。
• オポジション（約180度） …… 2つの天体が正反対の性質となって反発し合う関係です。 自分のなかでの葛藤や対立を感じやすくなったり、二面性のある個性的な魅力となることもあります。