西洋占星術

火星は「意思」を司る星とされます。 どのようなことに情熱を傾けるか、何に対して闘争心を燃やすか、どんな場面で行動力を発揮するか、などについてです。

生誕時、火星はさそり座宮の0.26度(R)にありました。 火星がさそり座宮に入る人は、やりたいことは水面下で進めて成果を勝ち取るタイプでしょう。 表立って勝負をかけるというよりは、相手に手の内を明かさずに先回りして実効支配を握ります。

女性にとって火星は「憧れる男性のタイプ」を表します。 実際にお付き合いしたり結婚する男性というよりは、芸能人のように遠くから見て素敵だな…と憧れる対象というイメージです。 火星がさそり座宮に入る女性は、勝負事に強いミステリアスな男性に惹かれやすいでしょう。

上記のホロスコープでは、火星が逆行（R）しています。 ひとくちに火星逆行生まれと言っても影響はさまざまですが、 一例として、 意思や情熱をどう行動につなげるか迷いがち、 何かしたいという情熱的なエネルギーを内側に貯めこんでいる、 などが挙げられます。