西洋占星術

土星は「制限」を司る星とされます。 苦手意識、能力的な限界、克服すべき課題、などについてです。 土星の位置からは、その人にとって苦手意識を持ちやすいこと、取り組む価値がある課題、自分自身が鍛えられる試練、などを読み取ります。

生誕時、土星はかに座宮の29.20度(R)にありました。 土星がかに座宮に入る人は、家族や親しい人への愛情表現について深く考えるタイプでしょう。 その傾向が強まると、考え過ぎて素直な愛情表現が分からなくなってしまうことがあるかもしれません。

このようなタイプの人にとって、自分から心を開いて相手と向き合うことが制限からの解放につながります。 殻にこもらずかたくなにならず、本来の持っているやさしい気持ちを大切にすることが克服のきっかけとなるでしょう。

上記のホロスコープでは、土星が逆行（R）しています。 ひとくちに土星逆行生まれと言っても影響はさまざまですが、 一例として、 自分に厳しくストイックになりやすい、 目上に対して苦手意識を持ちやすい、 などが挙げられます。

太陽・月・惑星の配置
太陽	みずがめ座 1.42度
月	てんびん座 14.12度
水星	みずがめ座 3.05度(R)
金星	いて座 25.33度
火星	ふたご座 14.44度
木星	おひつじ座 17.47度
土星	かに座 29.20度(R)
天王星	さそり座 6.57度
海王星	いて座 13.12度
冥王星	てんびん座 11.41度(R)

ハウスの境界線
第1室 ASC	てんびん座 29.39度
第2室	さそり座 28.09度
第3室	いて座 29.50度
第4室 IC	みずがめ座 3.33度
第5室	うお座 6.19度
第6室	おひつじ座 5.17度
第7室 DSC	おひつじ座 29.39度
第8室	おうし座 28.09度
第9室	ふたご座 29.50度
第10室 MC	しし座 3.33度
第11室	おとめ座 6.19度
第12室	てんびん座 5.17度